ニュースリリース

【パーク24】「路上駐車」に関する意識調査 
~2年以内の路上駐車経験者比率が6年前より13ポイント減少~

2019年08月02日

 パーク24株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川光一)は、8月9日「駐車場(パーク)の日」を前に、路上駐車防止の啓発活動の一環として、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」※1の会員を対象に、「路上駐車」に関する意識調査を実施いたしました。

 パーク24グループでは、「1年のうち、たった1日でもいいから路上駐車が引き起こす様々な社会問題について考えてほしい」という願いを込め、1998年に8月9日を「駐車場(パーク)の日」として記念日登録しました。

 駐車違反の取締り件数は年々減少傾向にあるものの、2017年は128万件を超えています。駐車車両が原因となる交通事故は2,358件で、45名の尊い命が失われました※2。また、路上駐車は、交通事故を引き起こすだけでなく、交通渋滞の要因となるほか、緊急車両の通行妨害にもなっています。
 ※1  入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズパーキングやタイムズカーレンタル、タイ
    ムズカーシェアの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約772万人(2019
    年6月末現在)
 ※2  出典: 警察庁交通局 駐車対策の現状 (平成30年11月)
       駐車車両が原因の交通事故は駐車車両への衝突事故と駐車車両に起因した事故を合計

【路上駐車が原因で危険を感じた経験】
今回のアンケートでは、93%が「路上駐車が原因で危険を感じたことがある」と回答しています。アンケートを開始した2013年以降、毎回約9割となっており、傾向に変化はありません。 

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【2年以内の路上駐車経験】
2年以内に路上駐車をした経験があるのは32%で、2013年より13ポイント減少しました。2016年からは4割を下回っています。

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【路上駐車の理由】
路上駐車した理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が64%で最多でした。以降、「近くに駐車場がなかったから」45%、「交通量が少なかった」16%、「駐車場が満車だった」11%と続いています。
2013年と比較すると、「駐車場にとめるほどの時間ではなかった」が3ポイントほど高くなっています。
「近くに駐車場がなかった」は8ポイント、「駐車場が満車だった」は4ポイント減少していますが、いずれの年も、とめる場所がないために路上駐車をする人が一定数いる結果となっています。

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本アンケートにより、路上駐車をする人の多くは、「駐車場にとめるほどの時間ではない」と考えていることが分かります。しかし例え短い時間であったとしても、交通事故が起きる可能性はゼロではありません。

 一方で、「近くに駐車場がなかった」「駐車場が満車だった」は、合わせると半数を超えており、とめたくてもとめられずに、路上駐車をしてしまった状況にあることも分かりました。とめたい時にとめられる環境整備のため、当社は引き続き「タイムズパーキング」を拡大させてまいります。

 パーク24グループは、時間貸駐車場のパイオニア企業として、路上駐車ゼロを目指し、必要な場所で必要な時にクルマをとめられる環境にしていくと同時に、今後も継続した啓発活動を実施してまいります。


■調査概要
調査対象:タイムズクラブ会員
  (
2018621日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービスを利用された方)
   
※対象サービス:時間貸駐車場・予約制駐車場・カーシェア・レンタカー
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2019年6月21日~2019年6月26日
有効回答者数:7,032名
※調査結果は、四捨五入による端数処理のため、構成比が100%にならない場合があります。