ニュースリリース

【パーク24株式会社】
「ガソリンより電気代が高い!」という意識が3人に1人
~パーキング総合研究所 電気自動車に関する意識調査を実施~

2008年3月19日

 時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一)の内部組織であるパーキング総合研究所は、本格普及が見込まれる電気自動車(以下:EV*1) についての意識調査を実施しました。EVの走行にかかる電気代はガソリン代より安くなるという試算(*2)があるにもかかわらず、3人に1人が電気代の方が高くなるという認識を持たれているという結果が得られました。
 来年、一般販売が予定されているEV。普及の鍵となりえる情報が一般ドライバーに行き届いていない実態が明らかになりました。

<アンケート概要>

対象 タイムズクラブ会員のうち車保有がある20代~50代の男女5,000人(男女比率7:3)
期間 2008年2月21日(木)・22日(金)
調査 パーキング総合研究所(パーク24株式会社)
方法 タイムズクラブリサーチによるインターネット調査


<結果>
アンケートレポートの詳細はこちら (166KB)

EVの「来年発売」「100Vの充電可能」に関しては、女性より男性、年齢層の高い方が認知が高い。
電気代が高いと思っていた人は3人に1人。
 ・電気代の方が「かなり安い」と認識している男性のうち、約半数が「購入を検討したい」
 ・「かなり高い」でも、EV購入を「検討したい」29.7%と、環境に対する意識の高まりが見られる
EVの不安3大要素は「電気充電時間」「電気代」「充電場所」
 ・男性の1位は「電気充電時間」、女性の1位は「電気代」
充電場所にしてほしい場所の1位はサービスエリア、パーキングエリア、2位は時間貸駐車場

 このたび実施したEVに関する意識調査は、パーク24株式会社 パーキング総合研究所がEVの充電インフラ普及を推進するにあたり、一般ドライバーのEVに関する認識を把握するため実施したものです。パーク24では、今後も200万人の「タイムズクラブ」会員を対象とした意識調査や市場調査を実施し、「快適な車社会」の実現を目指してまいります。

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*1) 石油エネルギーの代替や、地球温暖化の原因と考えられる二酸化炭素の排出削減など、地球環境・資源問題の対応策のひとつとして期待されています。来年には、家庭用コンセントで充電可能な次世代EV車の市販開始が予定されています。
*2) ガソリン車とEVの燃料代のみを比較した場合、ガソリン車:EV=140~150:21=7:1と試算
ガソリン代:140円~150円(燃費10km/リットルのガソリン車の場合)
電気代:約21円 (家庭用100V電源で1時間充電し10km走行するEVの場合)

※お問合せ先
パーク24株式会社 経営企画部 袴田・野澤 Tel 03-3213-8910