ニュースリリース

【パーク24】年頭所感

2020年01月06日

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年も多くの自然災害が全国各地で発生しました。被災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。

 2019年は台風や豪雨など、大規模な自然災害に見舞われましたが、個人消費や設備投資等内需が底堅く推移し、緩やかな回復基調が見られました。一方で、国内では2019年10月から消費税が増税されたこと、海外においては米中間の貿易摩擦問題の長期化や、中国・欧州経済の減速等による世界経済への懸念の高まり等により、景気の先行きに対する慎重さが強まってきております。

 当社グループは、2021年に創業50周年を迎えるに先立ち、2019年5月に創業の地である五反田(東京都品川区)に本社を移転し、創業時の「挑戦」の精神を思い起こすとともに、コーポレートアイデンティティおよびブランドアイデンティティを再定義した上でリニューアルし、パーク24グループの持続的な成長に向けて新たな一歩を踏み出しました。

  新たなグループ理念「時代に応える、時代を先取る快適さを実現する。」ため、駐車場・クルマ・人(会員)・街(目的地)のネットワーク拡大に取組みました。また、モビリティ事業においては、より便利で快適な移動を実現するため、レンタカーとカーシェアリングそれぞれの強みを組み合わせた新しいモビリティサービス「タイムズカー」の提供を開始しました。

 2020年につきましては、各種経済政策の効果などにより、緩やかな回復傾向で推移することが期待されるものの、足許では輸出を中心に弱さが続いており、引き続き予断を許さない状況が続くと見られています。

 当社グループは、引き続き各種サービスの拠点拡大に取組むとともに、レンタカーとカーシェアリングを融合した新しいモビリティサービス「タイムズカー」の展開を強力に推進してまいります。海外においては、持続的成長に向けた営業の基盤構築を図ります。

 これらの取組みにより、運営する駐車場・クルマ・人(会員)・街(目的地)の4つのネットワークをさらに拡大するとともにシームレスにつなげ、サービスの利便性を高め、人、街、社会が豊かで魅力溢れるものになるよう努めてまいります。

 本年も皆さまの一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

パーク24株式会社
代表取締役社長 西川 光一