ニュースリリース

【パーク24株式会社】年頭所感

2010年1月4日
パーク24株式会社
代表取締役社長 西川光一

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年は厳しい外部環境の中で、社員一人ひとりが原点に立ち返り、「駐車場サービスとは何か」を追求し、徹底したビジネスの見直しを図った事で、軌道修正が図れた実りある年となりました。

また、新たなクルマ社会の創造に向けた大きな一歩を踏み出した年でもありました。
2009年3月にマツダレンタカーをグループ会社に迎え、クルマの新たな利用方法の提案となる、カーシェアリングサービスに参入いたしました。さらには、昨年より導入を開始したICカードを用いてタイムズの駐車料金を優待する「ICパーク&ライドサービス」や、1998年から進めてきた電気自動車充電設備付き駐車場「パーク&チャージ」など、環境負荷低減への地道な活動が時代の流れとともに再び注目を集めました。「ICパーク&ライドサービス」においては、サービス開始から約1年半で、のべ10万件の利用を突破し、10月には鉄道関連以外の民間企業で初の受賞となる鉄道賞特別表彰「エコフレンドリー賞」を受賞いたしました。

そして、本年も引き続き、「飛躍のための準備期間」と位置づけ、駐車場ビジネスおよびレンタカービジネスを積極的に拡大してまいります。

駐車場ビジネスにおいては、良好な開発環境のもと、収益重視の厳選した開発により、年間5万台を新たに開設することで、盤石な収益基盤の構築を図ると同時に、交通環境の改善に努めます。
また、レンタカーおよびカーシェアリングの展開は、タイムズを活用することで、スピーディかつ低コストでの展開が実現可能となります。これを利用し、レンタカービジネスにおいては、首都圏を中心に新規店舗をオープンさせ、カーシェアリングステーションは、首都圏のほか、大阪、広島、福岡に展開し、約750台分増設の1,000台へと拡大させることで、新しいクルマとの付き合い方を提案し、市場の早期創出を目指します。

パーク24グループは、駐車場のビジネスを基軸とし、全国に拡がるタイムズのネットワークやグループシナジーを最大限に活かし、環境配慮型社会へ向けた新たなクルマ社会の創造と同時に、積極的な事業拡大を実現してまいります。

パーク24では、本年も常にチャレンジ精神を持ち、社員一丸となって業務に取り組んでまいります。本年も皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。


以上