ニュースリリース

【パーク24株式会社】パーキング総合研究所 エコプロジェクト「ヒートアイランド対策実証実験」レポート

時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク24株式会社の内部組織であるパーキング総合研究所は、20088月より実施している「ヒートアイランド対策実証実験」に関するレポートを報告いたします。

<実験概要>
タイムズポート聖蹟桜ヶ丘(298台)に、アスファルト、砂利敷きに「芝生舗装」「保水性舗装」「遮熱排水性舗装」の路面を加え、同じ条件下で温度変化や耐久性を検証した。
【関連リリース】
「ヒートアイランド対策の実証実験について] (2008年7月9日)

 


<実験結果サマリ>
条件 
・温度測定は8月中の最も気温の暑い日(8月8日)
・耐久性は目視確認にて判断
8月8日(火)の路面温度変化 (35KB)

■芝生舗装

  • 温度測定ではアスファルトが55度に対し、20度程度低い36度を記録した。
  • 耐久性は日照、降雨量などの自然現象や路面の水はけなどに影響を受けやすく、車室には芝生が残ったが車路には芝が残らない結果となった。

■保水性舗装、遮熱排水性舗装

  • 温度測定ではそれぞれ45度まで上昇し、芝生より温度は高くなったがアスファルトと比較すると10度前後低い結果となった。
  • 耐久性は実験開始から約半年した現段階においては変化が見受けられず、舗装本来の耐久性が維持されている。

■路面舗装 今後の課題とポイント

  • 芝生舗装については温度抑制効果が5種類の路面の中で最も高く、ヒートアイランド対策としての有効性を示すものと考えられる。
  • 芝生舗装を行う際に考慮すべきポイントは、水はけの状態、芝生種類、保護方法、車の通行量の4点。耐久性、メンテナンスコストも芝生舗装を展開する上での課題となる。
  • 保水性舗装、遮熱排水性舗装は現段階ではアスファルトと比較すると舗装自体の価格が高い。舗装の低価格化が今後の展開において重要な要素となる。

<参考:現地アンケート>
・芝生に対する評価では、環境問題対応として高評価を受けた。一方、女性からは「足元の悪さ」や「靴が汚れる」などの、現実的な問題点への懸念も高く出る結果となった。この懸念点については今後駐車場で芝生緑化を推進していく上で十分に留意していく必要がある。
芝生に対する評価 (677KB)


 

本実証実験は、パーク24が環境負荷低減活動の一環として、駐車場におけるヒートアイランド対策の実現可能性を探るため実施しているものです。今後も環境負荷低減活動を積極的に推進してまいります。

お問合せ先
パーク24株式会社 経営企画部 袴田(はかまだ)・野澤 Tel 03-3213-8910