ニュースリリース
【パーク24株式会社】年頭所感
2009年1月5日
パーク24株式会社
代表取締役社長 西川光一
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は大変厳しい環境変化があった一年でした。
しかしながら、パーク24にとっては駐車場ビジネスを見直す契機となった年でした。
駐車場運営において、ガソリン価格高騰等の影響により車の使い方や保有に対する考え方の変化が現れ、駐車場の稼働にも少なからず影響を与えました。このような状況のなか、「選ばれる駐車場」であり続けるために、原点に立ち返り、「きれい、明るい、使いやすい」駐車場の提供に努めるとともに、時代のニーズに合わせた新たな駐車場サービスの基盤づくりを進めてまいりました。
近年の環境問題に対する意識の高まりの中で、駐車場事業を通して何ができるかを考え、エコプロジェクトを本格始動させ、電気自動車の充電インフラとしてのタイムズ駐車場の活用や、環境に配慮した駐車場設備の試験導入などを進めました。また、鉄道の乗車履歴と連動させたパーク&ライド駐車場を拡大させています。これは駐車場の域を超えた社会システムの構築につながると考えています。さらに、駐車場決済やセキュリティ向上につながるETCサービスを拡大するため、同サービスのパイオニア企業であるITS事業企画株式会社の経営権を取得するなど、新たな駐車場サービスを提供するための準備を着実に整えています。
駐車場業界は大きな転換期を迎えています。私たちは本年も、タイムズ駐車場の1件1件をお客さまの目線で、きめ細かく見直すことと併せて、独自のITインフラを用いたエリアマーケティングにより最適なサービスを提供することを進めると同時に、お客様にとって使いやすい駐車場の提供と新たな駐車需要喚起に向けたサービスの提供を進めてまいります。
そして、今までにない駐車場サービスを展開していくには、既存の駐車場ビジネスにとらわれないフレッシュな人材が必要です。私たちパーク24グループでは2009年4月の新卒採用は予定通り24名の採用を行います。また、2010年4月も約30名を計画しています。
パーク24は駐車場事業を通じて社会への貢献に努めるとともに、新しいクルマ社会を創造すべく、邁進して参りたいと考えております。
本年も皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
以上