ニュースリリース

【パーク24株式会社】2005年 年頭所感

2005年01月05日

明けましておめでとうございます。

 昨年を振り返りますと、新潟県中越地震や台風などの天災の影響もあり足踏み感はあったものの、日本経済も多少明るい兆しが見えてきた状況になってまいりました。今後、さらに景気が回復に向かうものと期待しておりますが、世界情勢や原油の高騰、円高などの懸念材料から引き続き充分に注意を払う必要があると捉えております。

 こうした状況の中、当社は12期連続で増収増益を達成し、昨年策定した中長期経営計画「Innovate and Impact Plan 2004-2008」を大幅に上回るスタートをきることができました。この中長期経営計画は当社が「コインパーキング」と呼ばれる24時間無人時間貸駐車場の枠を超え、真の「駐車場総合企業」へとステップアップするものです。その中でも特に店舗様の来客用駐車場の運営・管理を行うTPS(Times Partner Service)事業を当社の中心事業として捉え、昨年はその新規開発台数が全開発台数の半数を占めるまでになりました。

 また駐車場をご利用されるドライバー様へのサービス拡充に努めた1年でもありました。TONIC(トニック:タイムズのオンライン化)の導入を積極的に進めたほか、ドライバー様の会員サービス「タイムズクラブ」を本格的に運用、すでに30万人を超える方が会員になられています。

 2005年は、当社にとって中長期経営計画の実行・推進の年です。市場の変化が一層速まっていく中で、「スピード」が経営にとってますます重要になってきます。そのためこのため今年度より執行役員制度を導入し事業展開のスピードアップを図ることで、前期比34%増の36,300台の新規開発を計画しています。

 また今年度中には全てのタイムズにTONICを導入し、これにより新しい事業を展開してまいります。ドライバー様に向けては、法人様向けの駐車料金決済カードを市場投入いたします。このカードによって法人ドライバー様の駐車料金精算を簡略化し、経理業務の軽減をサポートしてまいります。駐車場事業者に向けては、TONICのインフラを販売し、駐車場管理の効率化や満空車情報配信などのサービスを提供します。これらの施策により駐車場に係わる全ての人々の利便性を向上すると共に、当社は駐車場のトップ企業として、さらなる飛躍を目指します。

 企業は社会からそのあり方を厳しく問われる時代になり、CSR(Corporate Social Responsibility:社会的責任)の重要性が一層高まっています。かねてから当社は「人とクルマと街と、」を企業スローガンに企業活動を行い、いつでもどこでも安心して車がとめられる、ストレスのない車社会を目指してまいりました。これからもパーク24だからこそできることを、社員一同全力で創造し続けます。

 今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

以上

※お問合せ先
パーク24株式会社
経営企画部
広報担当 斉藤 / IR担当 野澤
Tel 03-3495-5313