ニュースリリース

【パーク24】電気自動車を運転したことが「ある」人は約2割
そのうち約3割が「レンタカー」で電気自動車を運転

2022年05月09日

 パーク24株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川光一)は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「電気自動車」に関するアンケート結果を発表いたします。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
調査結果トピックス
①クルマ保有者のうち「電気自動車」を保有している人は1%
②電気自動車を運転したことが「ある」人のうち、約3割は「レンタカー」で運転を経験
③「価格が手ごろになったら」電気自動車を購入すると回答した人が約4割
④電気自動車1回充電あたりの航続距離について、3人に2人が「知らない」
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 パーク24は、毎月9日に、クルマや交通に関するアンケートの調査結果を発表しています。今月の「電気自動車」についてのアンケート結果詳細は以下のとおりです。
※入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズパーキングやタイムズカー、タイムズカーレンタルの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約930万人(2022年3月末現在)。なお、本アンケートは、駐車場やカーシェアリング、レンタカー等のクルマに関わるサービスを利用した方々を対象としたものです。

①クルマ保有者のうち「電気自動車」を保有している人は1%

クルマ保有者が保有しているクルマのエンジンタイプは、「レギュラーガソリン車」73%がダントツで、2位以降と50ポイント以上差がつきました。2位「ハイブリッド車」18%、3位「ハイオクガソリン車」14%と続いており、「電気自動車」は1%という結果になりました。「電気自動車」の保有率は、2016年の調査開始以来1%からほぼ変動していません。
2021年の国内新車販売台数に占める電気自動車の割合は約1%と、タイムズクラブ会員の電気自動車保有率と同率となりました。
※一般社団法人 日本自動車販売協会連合会「燃料別販売台数(乗用車)」(2021年1月〜12月の新車販売台数合計と電気自動車販売台数合計より比率を算出)

20220509-1.png

②電気自動車を運転したことが「ある」人のうち、約3割は「レンタカー」で運転を経験

電気自動車を運転したことが「ある」人は17%という結果になり、年代別でも傾向に大きな違いはありませんでした。

20220509-2.png

電気自動車を運転したことがある人に、何で運転したかを聞いたところ、1位は「レンタカー」27%、2位は1位と僅差で「カーシェアリング」24%となっています。以降、「家族や友人・知人から借りたクルマ」「自家用車」12%、「一緒に外出した人のクルマ」10%と続いています。
「その他」では、「社有車」や「カーディーラーやイベントでの試乗」という回答が見られました。

20220509-3.png

③「価格が手ごろになったら」電気自動車を購入すると回答した人が約4割

電気自動車を保有していない人に、電気自動車がどのようになったら購入するかを聞いたところ、「価格が手ごろになったら」38%が最多、「購入するつもりはない」が22%という結果になりました。3位「EVステーションが増えたら」、4位「航続距離に不安がなくなったら」、5位「好きな車種があったら」と続いています。

20220509-4.png

年代別で見ると、20代以下と30代は「好きな車種があったら」が「航続距離に不安がなくなったら」を僅差で上回っており、他の年代よりも車種へのこだわりが強いことが伺えます。また、60代以上は「購入するつもりはない」が約3割となり、他の年代に比べ電気自動車の購入意欲が低いことがわかります。

20220509-5.png

④電気自動車1回充電あたりの航続距離について、3人に2人が「知らない」

電気自動車の1回充電あたりの航続距離については、3人に2人が「知らない」と回答しました。航続距離を知っている人の過半数は、アンケート実施時に発売されている主な乗用車タイプの航続距離「256km〜505m※1(WLTCモード2)」を認識しているようです。
※1【日産】LEAF:450km アリア B6:470km 【ホンダ】Honda e:283km
【マツダ】MX-30 EV MODEL:256km 【レクサス】UX300e:367km 【テスラ】Model Xロングレンジ:505km
※2市街地、郊外、高速道路といった走行モードで構成された、「世界統一試験サイクル」とも呼ばれる国際的な測定方法

20220509-6.png

 自動車業界におけるカーボンニュートラル対応の動きは世界的に加速しており、日本においても2021年に政府が「2035年以降の日本でのガソリン車・ディーゼル車の販売禁止」を発表しました。自動車メーカー各社も次々に新型の電気自動車の発売を発表しており、EVシフトは加速しています。
 しかし、今回のアンケートでは、タイムズクラブ会員のうち約7割がレギュラーガソリン車を保有していると回答しているように、まだレギュラーガソリン車が一般的であることが分かりました。一方、電気自動車を運転した経験がある人は、レンタカーやカーシェアリングで運転した人が2割を超えるなど、購入する以外の方法で電気自動車を運転する機会が多いようです。。
 カーシェアリングサービス「タイムズカー」では、首都圏・関西圏を中心に約100台の電気自動車を配備しています。電気自動車に対して価格や航続距離の面などで不安を感じている場合は、まずはカーシェアリングサービスを活用して電気自動車を体験してみてはいかがでしょうか。

20220509-7.png