ニュースリリース

【パーク24】
3人に1人は運転支援機能付きのクルマを運転した経験あり 
実際に機能が作動した状況は「駐車時」が最多

2021年06月09日

パーク24株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川光一)は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ※」の会員を対象に実施した「運転支援機能付きのクルマ」に関するアンケート結果を発表いたします。
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調査結果トピックス
① 運転支援機能付きのクルマを運転したことがある人は33%
② 運転経験のあるクルマの機能は「前方衝突防止機能」がトップ
③ 運転支援機能が作動、または使用したことがある人は約8割。作動した状況は「駐車時」が最多
④ 半数以上は運転支援機能付き車両を購入希望。搭載したい機能No.1は「前方衝突防止機能」
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パーク24は、毎月9日に、クルマや交通に関するアンケートの調査結果を発表しています。今月の「運転支援機能付きのクルマ」についてのアンケート結果詳細は以下の通りです。
※入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズパーキングやタイムズカー、タイムズカーレンタルの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約877万人(2021年4月末現在)。
なお、本アンケートは、駐車場やカーシェア、レンタカー等のクルマに関わるサービスを利用した方々を対象としたものです。

■調査概要
調査対象:タイムズクラブ会員
(2020年2月15日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービス※を利用された方)
※対象サービス:時間貸駐車場・予約制駐車場・カーシェア・レンタカー
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2021年2月15日~2021年2月21日
有効回答者数:6,816名
※調査結果は、四捨五入による端数処理のため、構成比が100%にならない場合があります。
① 運転支援機能付きのクルマを運転したことがある人は33%

運転支援機能の装着率は年々上がっていますが※、運転支援機能付きのクルマを運転したことが「ある」人は3割にとどまりました。
年代別に見ると、20代以下が40%で最多でした。20代以下は、全年代の中でクルマ保有率は最も低いものの、カーシェアリングサービス「タイムズカー」の会員比率は8割を超えており、運転支援機能付きのカーシェアを運転した経験者が多いと思われます。
※出典:車両安全対策の実施状況 - 国土交通省

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② 運転経験のあるクルマの機能は「前方衝突防止機能」がトップ

運転支援機能付きのクルマを運転したことが「ある」と回答した人に、搭載されていた機能について尋ねると「前方衝突防止機能」が85%で最多となりました。以降は、「車線逸脱防止機能」81%、「障害物センサー機能」66%、「適切な車間距離を保って追随する機能」53%と続いています。

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③ 運転支援機能が作動、または使用したことがある人は約8割。作動した状況は「駐車時」が最多

運転支援機能が作動、または使用したことが「ある」人は81%、「ない」人は19%でした。

20210609-4.png作動、使用した状況は、「駐車する時」が52%で半数を超えています。多くの方が苦手※とする駐車時は、運転支援機能によるサポートを受ける機会が多いようです。
次いで、「渋滞にはまった時」27%、「周囲の確認を怠った時」23%、「わき見をしていた時」21%となっています。
※パーク24「運転テクニック」に関するアンケート(2021年2月9日配信)https://www.park24.co.jp/news/2021/02/20210209-1.html

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④ 半数以上は運転支援機能付き車両を購入希望。搭載したい機能No.1は「前方衝突防止機能」

運転支援機能付きのクルマを購入したいという人は、52%でした。
運転支援機能付きのクルマを運転したことがある人は、「購入したい」が79%で、運転したことがない人に比べ30ポイント以上高くなっています。一方で、運転したことがない人の57%は「購入したくない」と回答しており、機能の利便性や安全性を実際に体験することが購入意欲に繋がっているようです。

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クルマの保有状況別に見ると、クルマ保有者は半数以上が「購入したい」と回答しています。また、非保有者でクルマの購入を検討中の人は60%が購入したいと考えていることがわかりました。

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将来クルマに付けたい運転支援機能のトップは「前方衝突防止機能」88%でした。2位は「後方衝突防止機能」73%、3位は「適切な車間距離を保って追随する機能」69%となりました。

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運転支援機能付きのクルマを既に保有している人のクルマに搭載されている機能は、「前方衝突防止機能」が94%で最多でした。以降は「車線逸脱防止機能」84%、「適切な車間距離を保って追随する機能」72%、「障害物センサー機能」70%と続いています。

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 政府による「安全運転サポート車」の普及促進もあり、2019年の新車販売に占める「衝突被害軽減ブレーキ」と「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」の普及率は8割を超えています※。
 支援機能の搭載が普及していくことによって、交通事故を未然に防ぐ可能性を高める一方で、搭載されている機能に対する過信や誤用から事故が起きてしまうこともあるようです。あくまでも、運転支援機能は運転を“サポート”する機能です。機能に頼りすぎず、安全運転を心がけましょう。
 カーシェアリングサービス「タイムズカー」やレンタカーサービス「タイムズカーレンタル」では運転支援機能が搭載されたクルマも配備しています。実際に運転し、利便性を体験してみてはいかがでしょうか。
※出典:車両安全対策の実施状況 - 国土交通省