ニュースリリース

【パーク24】年頭所感

2019年1月7日

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年も全国各地で自然災害が多発しました。被災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。

 2018年は、台風や豪雨、地震など多くの大規模自然災害に見舞われた一年でしたが、国内景気は政府の経済政策や日銀の金融緩和政策の継続に伴い、企業業績の回復基調が継続し、底堅く推移しました。一方で、米国の保護政策推進による経済摩擦の動向や為替・金融市場の変動などが懸念材料となり、先行き不透明感は継続しています。

 当社グループは、地域密着型のきめ細かな営業活動により、駐車場ネットワークの拡大を図りました。また、駐車料金の決済手段の多様化を推進するとともに、タイムズ駐車場の周辺店舗の集客・ビジネスをサポートする事業の一環として展開している決済サービス「Times Pay」の拡大に取組みました。
 2017年にグループ化した海外駐車場事業会社については、各地域のガバナンスを含む事業基盤の整備に努めました。
 レンタカー、カーシェアリングサービスでは、ストレスのない移動が可能な環境を整備するため、サービス拠点の拡大を図るとともに、レンタカー・カーシェアの区別なく、用途に応じて最適な移動手段を選択できるよう、車載器を搭載したレンタカーの配達サービス「ピッとGoデリバリー」をはじめとする新たなサービスの提供を推進しました。

 2019年につきましては、10月に消費税率が10%に引き上げられますが、引き上げ幅が小幅であること、一部に軽減税率が適用されることなどから、駆け込み需要・反動減ともに前回の増税時と比較して小規模にとどまると見られています。

 当社グループは、本年5月に創業の地である東京・五反田に拠点を移し、リニューアルしたCI(コーポレートアイデンティティ)のもと、次のステージに向けて新たなスタートを切ります。新しい企業理念に掲げるように「時代に応える、時代を先取る快適さを実現する。」ため、運営する駐車場・クルマ・人(会員)・街(目的地)の4つのネットワークを拡大するとともに、これらをシームレスにつなげることによりサービスの利便性を高め、人、街、社会が豊かで魅力溢れるものになるよう、取組んでまいります。

 本年も皆さまの一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

以上

パーク24株式会社
代表取締役社長 西川 光一